夏のゴルフで最も怖いのは熱中症です。ゴルフは炎天下を4〜5時間歩き続けるスポーツ。軽視すると救急搬送されるケースもあります。キャディ歴11年で夏の酷暑ラウンドを何百回と経験した私が、熱中症にならないための暑さ対策を解説します。
夏のゴルフが危険な理由
ゴルフコースは遮るものがない広い空間です。日差しを遮る木陰が少なく、地面からの照り返しも強い。気温が32℃でも体感温度は40℃近くなることがあります。さらに「スコアへの集中」で体の異変に気づきにくいのが、熱中症リスクを高める要因です。
熱中症を防ぐ暑さ対策5選
① 前日からしっかり水分・塩分を補給する
熱中症対策はラウンド当日だけでは間に合いません。前日からこまめな水分補給を意識しましょう。当日は経口補水液やスポーツドリンクを持参し、1ホール終わるごとに必ず一口飲む習慣をつけます。
水だけでは塩分が不足します。塩分タブレットや梅干しを携帯するのも効果的です。キャディ時代に熱中症で倒れたお客様を何人か見ましたが、「水しか飲んでいなかった」ケースがほとんどでした。
② 日差しを防ぐ装備を整える
- UVカット帽子:必須。頭部からの体温上昇を防ぐ
- UVカットアーム・レッグカバー:肌の露出を減らすと体感温度が下がる
- 日焼け止め:顔・首・耳の後ろまで塗布。汗で落ちるため2〜3時間ごとに塗り直す
- サングラス:目の疲れを減らし、熱疲労の軽減にも繋がる
③ カートの日陰を積極的に使う
打つとき以外はカートの屋根の下に入るようにしましょう。ショット後すぐカートに戻る、待ち時間は日陰に入るなど、直射日光を浴びる時間を意識的に減らすだけで消耗度が大きく変わります。
④ 体の異変サインを見逃さない
以下のサインが出たら即座に休憩してください。
- 頭痛・めまい・吐き気
- 急に汗が止まる(危険信号)
- 体が重い・集中できない
- 脈が速い・顔が赤い
「もう少し頑張れる」と思っているときが最も危険です。スコアより命が大事。同伴者の様子も気にかけましょう。
⑤ ティータイムを活用して体を冷やす
ハーフ終了後のティータイム(昼食休憩)は体を冷やす絶好のチャンスです。冷たい飲み物・食事でしっかり補給し、クラブハウスの冷房で体温を下げましょう。ティータイムをおろそかにするとバックナインで急激に体力が落ちます。
まとめ
- 水分は前日から・ラウンド中は毎ホール補給
- 塩分タブレットやスポーツドリンクで塩分も補う
- 帽子・アームカバー・日焼け止めで直射日光を防ぐ
- 待ち時間はカートの日陰に入る
- 頭痛・めまい・汗が止まったらすぐ休憩
夏のゴルフを安全に楽しむための準備をしっかり整えましょう。雨の日の準備はこちら:
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