「雨でもゴルフって行くの?」——ゴルフを始めたばかりの方がよく驚くのが、ゴルフは雨天でも原則キャンセルにならないことです。雨の日のラウンドは、準備次第で快適にも、最悪にもなります。
キャディ歴11年で雨のラウンドを何百回と経験した私が、雨のゴルフで失敗しないための準備と心構えを解説します。
雨の日のゴルフ:必須装備チェックリスト
- レインウェア上下:ゴルフ専用がベスト(動きやすさとスイングの妨げにならない設計)
- レイングローブ:濡れると滑りやすい通常グローブと違い、濡れるほどグリップが増すタイプ
- タオル複数枚:クラブのグリップを拭くためにポケットに常備
- キャップ・サンバイザー:雨が顔に当たるとアドレスが崩れる。つばのある帽子必須
- 着替え一式:ラウンド後のクラブハウスで着替えられる準備を
雨の日に失敗しない3つの心得
① グリップの管理が最優先
雨の日に最も多いミスはグリップが濡れてクラブが滑ることです。毎ショット前にグリップをタオルで拭く習慣をつけましょう。
キャディ時代、雨の日に「今日は調子悪い」とおっしゃるお客様のほとんどは、グリップが濡れていました。タオルで拭いただけで「あ、打てた!」と変わるケースを何度も見ました。
② スコアへの期待値を下げてラウンドを楽しむ
雨の日はフェアウェイが柔らかくなりランが出ない、グリーンが重くなる、視界が悪くなるなど条件が悪化します。晴れの日と同じスコアを求めるとストレスになります。
「今日は5打多くなっても上出来」と最初から決めておくだけで、心が楽になります。雨のゴルフは経験値が高く積める日。上級者になるほど「雨でも楽しめる」ようになります。
③ スロープレーになりやすいので意識的に速く動く
雨の日はレインウェアの着脱、タオルでの拭き取りなど動作が増えてプレーが遅くなりがちです。意識的にキビキビ動くことで後続組への迷惑を防げます。特にグリーン上での作業は最小限にしましょう。
まとめ
- レインウェア・レイングローブ・タオル複数枚は必須
- 毎ショット前にグリップをタオルで拭く
- スコア期待値を下げて楽しむ心構えを持つ
- 動作が増える分、意識的に速く動いてスロープレーを防ぐ
雨の日でも快適にプレーできる準備を整えれば、ゴルフの幅が広がります。季節の準備についてはこちらも参考に:
▶ ゴルフ初心者が知らないと恥をかくマナー5選
雨の日のゴルフ場でのマナー
- 傘の扱い:風が強い場合は傘を差すと危険。カッパが安全
- グリーン上の水たまり:一時的な水(テンポラリーウォーター)はノーペナルティでドロップできる
- クラブハウスへの入退場:濡れたシューズのままクラブハウスに入らない。マットで拭いてから
キャディ目線:雨の日ゴルフは実はチャンス
キャディ時代、雨の日のラウンドは「実はスコアが良くなりやすい」と感じていました。その理由はグリーンが柔らかく、アイアンのアプローチが止まりやすいためです。
また雨の日はゴルフ場が空いていてスムーズにラウンドでき、割引料金のコースも多いです。雨ゴルフを「嫌なもの」ではなく「チャンス」ととらえられるようになると、ゴルファーとして一段階成長できます。
まとめ
- 防水カッパ・防水グローブ・タオル複数枚は必携
- グリップは濡れる前提で数本替えグリップを用意する
- 雨の日はグリーンが柔らかくアプローチが止まりやすいチャンス
- テンポラリーウォーターはノーペナルティドロップを活用する


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