「毎週打ちっぱなしに通っているのに、全然スコアが良くならない…」——ゴルフ場でキャディとして働いていた11年間、この悩みを何度聞いたかわかりません。
上達しない人には、共通したNG習慣があります。量の問題ではなく、練習の「やり方」の問題です。今日から変えるだけで、同じ練習時間で別人のように伸びます。
なぜ練習しても上達しないのか
打ちっぱなしで上手く打てるのにコースで崩れる——その原因は「コースで使えない練習を繰り返しているから」です。傾斜、風、1打ごとのプレッシャー、時間制限……練習場にはない要素がコースには山ほどあります。
練習しても上手くならない人のNG習慣5選
NG① 同じクラブで同じ方向に連続して打ち続ける
「今日は200球打った!」と満足していませんか?同じクラブで連続して打つのは、コース上ではほぼ起こりません。毎ホール違うクラブを使い、毎回一発勝負で打つのがゴルフです。
毎週300球以上練習していたのに、コースでOBを連発していたお客様がいました。打ちっぱなしでは絶好調なのに、理由は「次のショットを考えずに連続で打ち続ける癖」でした。緊張感のない連続打ちは、コースに活きません。
改善策:1球ごとにクラブを変える練習を取り入れましょう。7番アイアン→ドライバー→9番→ウェッジと順不同で打つだけで、コースに近い集中力が鍛えられます。
NG② ラウンド中に同伴者のアドバイスをその場で試す
「左肩が開いてるよ」「グリップが強すぎる」——同伴者から言われたアドバイスをその場で試すのは逆効果です。新しい動きを試しながらコースを回ると、スコアも崩れて体にも変なクセがつきます。
コースで試したアドバイスが原因でスコアを大崩しし、「やっぱりゴルフはダメだ」と意気消沈してしまった方を何人も見てきました。
改善策:ラウンド中のアドバイスはメモしておき、次回の練習場で試しましょう。コースは「今の自分のスイングで最善を尽くす場所」です。
NG③ アプローチとパターをほとんど練習しない
スコアの約40〜50%はグリーン周りとパターが占めます。それにもかかわらず、練習時間のほとんどをドライバーやアイアンに使う方が多いです。
ドライバーで250ヤード飛ばせても、グリーン周りで5打叩いていたら全て台無しです。逆に、アプローチとパターが安定すると、ドライバーが多少曲がっても「スコアにならない」日が激減します。
改善策:練習時間の3分の1はショートゲーム(アプローチ+パター)に充てる意識を持ちましょう。10ヤード以内のアプローチを一定のリズムで打てるようになるだけで、スコアは確実に変わります。
NG④ ミスした原因を考えずに次の球を打つ
ミスをしたとき「なぜミスをしたか」を考えず、すぐ次の球を打っていませんか?同じミスを繰り返しているのは、原因を意識せずに「なんとなく打ち続けているから」がほとんどです。
改善策:1球打つごとに「どこが原因か」を1つだけ言語化する習慣をつけましょう。「テークバックが速かった」「体が突っ込んだ」など、短くていい。言語化するだけで次の1球の集中度が上がります。
NG⑤ 得意クラブだけを練習して苦手を放置する
楽しいから得意クラブばかり打つ——気持ちはわかりますが、コースでは必ず苦手な場面が来ます。苦手を放置したまま得意を磨いても、スコアの天井は変わりません。
改善策:苦手クラブ(バンカーからのSW、難しい距離の中間アプローチなど)を毎回の練習で最低20球は打つと決めましょう。「苦手を普通にする」だけでラウンドの安心感が大きく変わります。
まとめ:練習の「質」を変えれば上達は加速する
- 同じクラブの連続打ちをやめて1球ごとに変える
- ラウンド中のアドバイスは次回の練習場で試す
- 練習の3分の1はアプローチ+パターに
- ミスの原因を1つ言語化してから次の球を打つ
- 苦手クラブを毎回最低20球練習する
上達を妨げているのは才能でも練習量でもなく、習慣です。1つ変えるだけでもラウンドが変わります。
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