「前半はそこそこ良かったのに後半で一気に崩れる…」——このパターンに悩むゴルファーは多いです。キャディ歴11年の私が後半崩れる組を何百組と見てきた経験から、原因と対策をまとめます。
後半崩れる3つの原因
① 疲労で体幹が使えなくなる
ゴルフは歩行距離10〜12kmになる有酸素運動です。後半に入ると足腰が疲れ、体幹を使ったスイングができなくなります。手打ちになってスライスやダフリが増えるのは疲労が原因であることが多いです。
対策:ハーフターンでしっかり食事・水分補給をする。疲れを感じたら無理なフルスイングをやめ、7〜8割のコンパクトスイングに切り替える。
② 前半のスコアを意識しすぎる
「前半44だったから後半40台なら90切れる!」という計算が頭にあると、後半スタートから力みが生まれます。スコアへの執着が集中を乱し、ミスショットを誘発します。
対策:後半は「1ホールずつ完結させる」意識を持つ。スコアカードを見るのは各ホール終了後だけにして、先の計算をしない。
③ 同じミスを繰り返す
「また同じOBを打ってしまった」「また3パットした」——後半崩れる人は前半のミスパターンを引きずっています。ハーフターンでミスの傾向を1つだけ特定し、後半の対策を決めてからスタートするだけで変わります。例えば「今日は右OBが多いからコースの左サイドを狙う」と決めるだけで効果的です。
後半を安定させるための習慣
- ハーフターンで水・ゼリーなど軽い栄養補給をする
- 後半1番ホールのティーショットは「フェアウェイキープ優先」のクラブを選ぶ
- 疲れたらコンパクトスイングに切り替えることをルーティン化する
まとめ
- 疲労による手打ちを防ぐためハーフターンでしっかり補給する
- スコア計算より「1ホール完結」の意識を持つ
- 前半のミスパターンを1つ特定して後半の作戦を決める
後半崩れを防ぐラウンド中の習慣
- 毎ホール・ティーショット前に深呼吸を1回する:体と気持ちをリセットできる
- 同伴者のナイスショットを褒める:自分の気分も上がる好循環が生まれる
- 「残り何ホール」より「今のホール1つ」に集中する:プレッシャーが消える
キャディ目線:後半に強いゴルファーの特徴
キャディ時代に「この人は後半強いな」と思うお客様には共通の特徴がありました。それはハーフターンでのリセットが上手いことです。前半どれだけスコアが悪くても、後半1番ホールのティーイングエリアに立つと別人のように表情が変わります。
「前半は練習、後半が本番」という言葉を実際に口にするお客様もいました。こういった考え方ができると、前半のミスがプレッシャーではなくデータになります。後半は前半のデータを使って戦う、という発想の転換がスコアを安定させます。
まとめ
- 疲労による手打ちを防ぐためハーフターンでしっかり補給する
- スコア計算より「1ホール完結」の意識を持つ
- 前半のミスパターンを1つ特定して後半の作戦を決める
- 前半は練習・後半が本番という発想で気持ちをリセットする


コメント