「ゴルフ場って、着いたらまず何をすればいいんだろう…」
コースデビューが近づいてくると、プレーの腕前より先にそんな不安を感じる方は多いものです。私自身も初めてゴルフ場のロビーに入ったとき、どこに何があって、誰に何を言えばいいのか、まったくわかりませんでした。
キャディ歴11年の私がゴルフ場で毎日目にしてきたのは、初心者の方が「なんとなく周りを見ながら行動している」姿です。それ自体は悪いことではありませんが、流れを事前に知っておくだけで、当日の緊張が半分以上なくなります。
この記事では、ゴルフ場に到着してから1番ホールのティーショットを打つまでの流れと、そこで知っておきたいマナーをキャディ目線で解説します。
①到着・受付:まずここで済ませること
ゴルフ場には、スタート時間の30〜60分前には到着しておくのがベストです。余裕がないと、着替えや練習をする時間がなく、焦った状態で1番ホールに立つことになります。私がキャディをしていたとき、スタート直前にバタバタと到着されたお客様は、最初のホールで必ずといっていいほどリズムが崩れていました。
到着したらまずフロント(受付)へ。予約名を伝えてチェックインします。このとき同伴者全員で行く必要はなく、代表者1人でOKです。
受付後にやること
受付が終わったら、以下の順番で動くとスムーズです。
- 更衣室でゴルフウェアとシューズに着替える
- フロントまたは担当キャディにカートへの荷物積み込みを依頼する
- スタート前に練習グリーンやアプローチ練習エリアで体を温める
更衣室はゴルフシューズへの履き替えを忘れずに。スパイクのまま施設内を歩くことはNGなゴルフ場もあります。わからなければ受付スタッフに確認するのが一番です。
②スタート前:スターターとの挨拶を忘れずに
スタート時間の5〜10分前には、スタートホール(1番ホール)のティーイングエリア付近に集合します。ここにいるのが「スターター」と呼ばれるスタッフです。
スターターは組の順番や進行を管理しており、プレー開始前に「本日のルールや注意事項」を説明してくれることがあります。私がキャディをしていた頃、スターターの説明を聞き流していた方が、コース内の特定エリアをカートで走ってしまいペナルティになったケースを何度も見ました。
スターターの話はしっかり聞き、わからないことはその場で質問しましょう。
スタート前に確認しておくこと
- スコアカードとペンを手元に用意する
- 使うボールに自分のマークをつけておく(ロストボール防止)
- キャディ付きの場合はキャディさんに軽く挨拶しておく
キャディさんへの最初の挨拶は「よろしくお願いします」の一言で十分です。私がキャディをしていたとき、スタート前に一言声をかけてくれた方には、自然と情報をたくさん伝えたくなりました。関係性は最初の一言で決まります。
③1番ホール:ティーイングエリアでのマナー
いよいよ1番ホールです。ここでのマナーが、同伴者へのファーストインプレッションになります。
ティーショットの順番は、最初のホールはくじ引きや話し合いで決めることが多いです。2ホール目以降は前のホールのスコアが少ない人から打つのが基本ルールです(オナー制)。
打っている人の視界・打線上には絶対に立たないこと。これはゴルフの最低限のマナーです。私が現場で目にした危ない場面の多くは、「どこに立てばいいかわからなかった」初心者の方によるものでした。打者の後方か、打球方向と90度ずれた位置で静止するのが正解です。
ティーイングエリアで気をつけること
- 打つ人が構えたら、会話・動きを止める
- 素振りは他の人から離れた場所で行う
- ティーアップは白線(ティーマーカー)より前にしない
ティーマーカーより前にティーアップしてショットすると2打罰になります。初心者の方がやりがちなミスですが、ルール違反はスコアだけでなく同伴者の信頼にも関わります。
まとめ:当日の流れを知るだけで、ゴルフはもっと楽しくなる
ゴルフ場での当日の動き方をまとめると、
- 30〜60分前に到着 → 受付 → 着替え → 練習で体を温める
- 5〜10分前にスタートホールへ → スターターの説明を聞く
- 1番ホールでは順番・立ち位置・静止のマナーを守る
この3ステップを頭に入れておくだけで、当日の「どうすればいい?」がほぼなくなります。
私がキャディをしていた11年間で感じてきたのは、初心者の方がつまずくのは技術より先に「流れを知らないこと」だということです。流れを知っていれば、自信を持って行動できます。
「もっとゴルフのマナーや流れについて教えてほしい」という方は、お気軽にご相談ください。
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