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ゴルフの声かけ|元キャディが教える3つのコツ

ラウンド中、同じ組の人がいいショットを打ったのに、とっさに声が出なかった。あるいは、ミスした人にかけた一言が、微妙な空気を生んでしまった。初めての組では、そんな経験をして不安になりますよね。

実は声かけで悩む初心者はとても多いです。ただ、うまい言葉を探すより先に、押さえておきたい考え方があります。

声かけで悩む本当の理由

多くの人は「正解の言葉」を探して固まります。でも、同伴者が求めているのは気の利いたセリフではありません。自分のプレーを見てくれている、という安心感です。

私はキャディとして11年、毎週のように初対面の組に付いてきました。会話が弾む組には共通点があります。上手な人ばかりではなく、短い一言をこまめに出す人がいる組です。

この記事では、声かけの3つのコツをお伝えします。順番に見ていきましょう。

コツ1:ナイスショットは「短く・すぐ」

ボールが飛んだ直後の一言が、いちばん喜ばれます。「ナイスショット」だけで十分です。長い感想は要りません。

以前、100切り前の男性が、同伴の先輩の第1打に何も言えず黙っていたことがありました。その方は後半にぽつりと「声が出せなくて、嫌われたかと思った」と話してくれました。先輩は、気にもしていませんでした。声かけは上手さより、早さです。

今日からできること

次のラウンドの1番ホールで、同伴者の第1打が落ちた瞬間に「ナイスショット」と言ってみてください。これを1回やれば、残りの17ホールがぐっと楽になります。

コツ2:ミスには「励まし」より「事実」を

ミスした人に「ドンマイ」を連発すると、かえって落ち込ませることがあります。本人が一番わかっているからです。

おすすめは、事実を軽く添える声かけ。「惜しい、あと少しで乗りましたね」「あの風だと難しいですよね」といった具合です。結果ではなく、状況に目を向けた言葉は受け取りやすいのです。

私自身も、初心者のころにOBを打った直後、「次がありますよ」と言われてモヤッとした記憶があります。励ましが重く感じる日もあるのです。慰めすぎないことが、優しさになる場面があります。

今日からできること

ミスを見たら、まず一呼吸おく。それから「惜しい」「風が強いですね」のどちらかを選びます。迷ったら何も言わず、ボールの行方を一緒に探すだけでも十分です。

コツ3:黙るべき場面を知っておく

声かけは、いつでも歓迎されるわけではありません。アドレス(構えに入った状態)から打ち終わるまでは、静かにするのが基本です。

以前、グリーン上でパットを構えた人の後ろから、善意で「入るよ!」と声をかけた方がいました。打つ人は驚いてカップ手前で止まり、組の空気が固まったのを覚えています。悪気がないぶん、余計に気まずい出来事でした。

声を出すタイミングは、ボールが止まったあとです。応援は、打ち終わってからが合図と覚えておくと失敗しません。

今日からできること

同伴者が構えに入ったら、数歩下がって黙って見守る。打ち終わってボールが止まってから、声をかける。この順番だけ守れば大丈夫です。

まとめ

声かけのコツは3つ。ナイスショットは短くすぐ、ミスには事実を添える、打つ前は黙る。この3つだけです。完璧な言葉は要りません。見てくれている、と伝わればそれで十分です。

元キャディとして断言できますが、上手な声かけができる人は、初対面の組でもすぐに「また一緒に回りたい人」になります。

ラウンドの悩みや不安は、一人で抱えなくても大丈夫です。ゴルフのお悩み相談はこちらからお気軽にどうぞ。

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