ゴルフ場で歓迎されないプレーヤーとは?元キャディが見たリアルな話

ゴルフ

ゴルフは紳士のスポーツと言われます。
しかし実際のゴルフ場では、プレーの技術以上に「マナー」が大切にされています。

私はゴルフ場で11年間キャディとして働いてきましたが、プレーヤーの中には残念ながらゴルフ場にとって迷惑な人たちもいました。

この記事では、ゴルフ場の現場で見てきたエピソードを交えながら、ゴルフ場から歓迎されないプレーヤーとはどんな人なのかをお話ししたいと思います。

これからゴルフを始める方や、仲間とラウンドする機会が多い方の参考になれば嬉しいです。

知り合いからの予約依頼が気まずくなる瞬間

ゴルフ場で働いていると、友人や知人からこんなことを言われることがありました。

「今度ゴルフに行きたいんだけど、予約お願いできる?」

普通なら「いいよ!」と気軽に引き受けたいところです。
しかし実際には、少し躊躇してしまうこともありました。

理由はシンプルです。

その人たちのプレーやマナーによっては、ゴルフ場に迷惑をかけてしまう可能性があるからです。

実際に先日、甥っ子から「ゴルフ場の予約お願いできる?」と頼まれました。
もちろん嫌ではないのですが、正直一番気になるのは「プレー進行」です。

私の名前で予約している以上、もしスロープレーで詰まらせてしまったら…
ゴルフ場に迷惑をかけてしまうかもしれない。
元従業員として、それだけは避けたいと思ってしまいます。

もしプレーの進行が極端に遅かったり、マナーが悪かったりすると、

  • スタート時間が遅れる
  • 後続組に迷惑がかかる
  • スタッフの対応が増える

など、ゴルフ場全体に影響が出てしまいます。

知り合いだからこそ、逆に気まずい思いをすることもあるのです。

ゴルフ場が本音では困っているコンペの特徴

特に気を遣うのがコンペの予約です。

もちろん多くのコンペは楽しく、ゴルフ場としても歓迎されています。
しかし中には「正直ちょっと困る…」というケースもありました。

例えばこんなコンペです。

①集合時間が遅すぎる

スタート時間が決まっているのに、

  • 集合時間や開会式の設定時間が遅い
  • 集まりが遅い
  • 受付やスタート準備に間に合わない

こうなるとスタート進行が乱れてしまいます。

ゴルフ場では一日の流れを分単位で管理しているため、
最初のスタートが崩れると、その日一日影響することもあります。

👉 遅いプレーは嫌われる?スロープレーの原因と対策

②キャディバッグが揃わない

コンペでは全員分のキャディバッグが揃っていると準備がスムーズです。

しかし中には誰のバッグかわからない、名無しのキャディバッグがあることも。

コンペの1組目が揃わなくて、出る順番を変更しカートを移動したり、組み合わせを変更したりと、手間がかかることも時々ありました。

初心者で初めてのラウンドだったり、キャディバッグを買い替えたりした時は、ネームタグにお名前の記入があるか、しっかりと確認しておいてくださいね。

③スタート前からお酒を持ち込む

私の勤務していたゴルフ場は、飲み物の持ち込みは禁止されていませんでした。

保冷バッグに飲み物を持参するのはよくある光景です。

しかし、キャンプか釣りにでも来たんですか?と目を疑うような大容量のクーラーボックスに、大量のアルコールを持参してくる、ありえないお客様もおられました。

クーラーボックスの存在自体も場所をとることで迷惑になるのですが、お酒を飲むことが、トラブルにつながりやすいことが問題です。

実際にアルコールが原因でトラブルになり、そのコンペが出入り禁止になったケースもありました。

飲み過ぎて酔っ払った客がいる組についていたキャディが、進行を考慮して急ぐようにお願いしたら、逆ギレして大声を出し、ゴルフ場と揉めたことがありました。
その人一人のせいで、コンペはハーフでお帰りいただいたという最悪の状況に。

たった一人のマナーの悪さが、コンペ全体の人たちに迷惑をかけるのですから。

ゴルフ場は他の利用者と共有する施設であることを忘れず、節度ある行動が大切です。

ゴルフ場からの「出入り禁止の手紙」


名門コースでは帰り際に手紙を渡されることがあると言われています。

プレーヤーは

「優待券かな?また来てくださいってことかな?」

と嬉しく思って開けてみると…

『今後のご来場はご遠慮ください』

という内容だった、という話です。

ただし実際にそうした運用があるという確かな記録はなく、ゴルフ業界で語られる都市伝説の一つとも言われています。


しかし、それだけゴルフ場はマナーを大切にしている場所でもあります。

実際、現場で働いていると

「このお客様にはその手紙を渡したいね…」

とスタッフ同士で話題になることも、正直ありました。

ゴルフの敷居が下がった今だからこそ

最近は昔と比べて、

  • プレー料金が下がった
  • 若い人もゴルフを始めやすい
  • カジュアルなゴルフ場も増えた

など、ゴルフの敷居がかなり下がっています。

これはとても良いことです。

その一方で、

  • ルールを知らない
  • マナーを知らない
  • 周りを気にしない

というプレーヤーが増えているのも事実かもしれません。

もちろん最初から完璧である必要はありません。
しかしゴルフは一緒にプレーする人や、ゴルフ場への配慮がとても大切なスポーツです。

ゴルフ場に歓迎されるプレーヤーとは

ゴルフ場で働いていて、
「また来てほしいな」と思うプレーヤーには共通点があります。

それはとてもシンプルです。

  • プレーの進行を意識している
  • 挨拶ができる
  • コースを大切にする
  • スタッフにも丁寧に接する

こういう方は、スコアに関係なくとても印象が良いです。

実際、キャディやスタッフの間でも

「今日のお客様、すごく感じが良かったね」

と話題になることがあります。

ゴルフ場から歓迎されるゴルファーになろう

ゴルフ場は多くの人が関わって運営されています。

  • フロント
  • スタート室
  • キャディ
  • レストラン
  • リネン
  • コース管理

たくさんのスタッフが、プレーヤーが気持ちよくラウンドできるように働いています。

だからこそ、プレーヤー側も少しだけ周りを気にしていただけると嬉しいです。

難しいルールを全部覚える必要はありません。

ただ、

「みんなが気持ちよくゴルフできるようにする」

その気持ちがあれば、きっとゴルフ場から歓迎されるプレーヤーになれると思います。

これからもぜひ、マナーを大切にしながらゴルフを楽しんでください。

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