今回はコースデビューの体験談をご紹介します
9年ほど前にゴルフを始めた時、コースデビュー前に一度だけ知り合いのレッスンプロにお願いしてゴルフの基礎を教わった。その数日後、当時高校生だったゴルフ経験無しの息子を練習場へ付き合わせた。
その二度の練習のみで、私は名門、芥屋ゴルフ倶楽部でコースデビューを果たした。しかも、その舞台は当時勤めていた会社の全国表彰を兼ねた貸切ゴルフコンペであった。
オーマイガー!
なんということでしょう!
その後、キャディとなり、自分のした行動がいかに、無謀だったかを知る。
デビューが全国表彰の貸し切りコンペ、しかもあの芥屋ゴルフ倶楽部
私にとって唯一の救いは、あのレッスンプロが一緒の組だったということ。前日に組み合わせを知って、そのレッスンプロが愕然としていたのを私は知っている。
それもそのはず、俺が面倒見るのか・・・と嘆いていた様子。初めてのコースデビューでカウンターも持たずに、打つよりも打数を数えるのに必死になるほど打ちまくっていたのだから。
私は唯一知っている人が同じ組にいて、なんとなく安心感はあったものの、彼にとって私は厄介な存在であったのは間違いない。
両手で足りない・・・
その時のキャディさんはハーフ交代だったが、お二人ともにとても親切にしていただいた。
というより、私につきっきりでお世話をしてくれていたのだと、今になってようやく理解した。
そのラウンドの後、キャディ室で、とんでもない常識知らずのデビュー女として話題の人になっていたのは間違いないだろう。その時のキャディさんに会ってお詫びしたい気持ちでいっぱいだ。
申し訳ありませんでした
名門、芥屋ゴルフ倶楽部。そこがどんなに素晴らしく由緒正しきゴルフ場なのかを知ることもなく、好奇心と勢いだけでコースデビューを果たした私。
無知とは恐ろしい。知っていれば絶対こんな状況かつこんな場所でデビューなどしなかっただろうに。その当時はゴルフをする親しい人もおらず、誰も教えてくれなかった。
でも今となっては、いい話のネタになっている。貴重な経験をさせていただいた。これがきっかけで、私はゴルフを始め、キャディに転職し、ゴルフを生き甲斐として生きている。
人生にはたくさんの分岐点がある。その時選択した道でどの方向へ辿り着くか変わっていく。自分の判断で選択した道を行く。間違っていても元の道へは戻れない。
結論:あの時芥屋でデビューしたことが今に繋がっている。後悔などない。
若いうちは特に好奇心と勢いで
いろんな挑戦や体験をしよう!
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