サブバッグが嫌われる理由|元キャディが語るスマートなゴルファーのマナーとは?

ゴルフ

こんにちは、元キャディのまめ子です⛳️
今回は、ゴルフ場目線から見た「サブバッグが嫌われる理由」について、リアルな体験を交えてお話ししていきます。

サブバッグ(サブバックやセルフスタンドなどとも呼ばれます)にはもちろん便利な一面もあります。
「クラブを数本だけ持ち歩けて楽」という声も多いですよね。
ただ、ゴルフ場側から見ると意外なデメリットもあるのです。
この記事では、その“現場目線”をお伝えしていきます。
便利そうに見えて実は“スマートじゃない”・・・そんなサブバッグの意外な落とし穴、知っていますか?

サブバッグは実はゴルフ場泣かせ!?

最近は、キャディバッグに加えてサブバッグを持ち込む方が増えています。
確かに見た目はスタイリッシュで、クラブを数本まとめて持ち歩けるので便利そうですよね。
でも、ゴルフ場スタッフの本音をお伝えすると、あまり歓迎されていません。
というのも、サブバッグは見た目以上に厄介なんです。
キャディバッグと一緒に運ぶとかなりの重量になり、運搬の手間も増えます。
一部のゴルフ場では、紛失、盗難、破損等の事故防止のため、サブバッグの持ち込みを禁止しているところも増えてきています。
プレーヤー自身も「手荷物扱いで管理が大変だった」と感じることが多いようです。

スタンド式のキャディバッグとの相性が悪い

最近主流の軽量スタンド式キャディバッグは便利ですが、サブバッグを加えるとバランスが悪く、倒れやすくなります。
特に素振り用バットや練習器具を入れている方は要注意。
運ぶ際も、想像以上に神経を使います。安定性のある通常バッグと比べると、スタンド式キャディバッグとサブバッグの組み合わせは危険度は高め。
結果として、「取り扱いづらいバッグ」として敬遠されがちなんです。

グリーン上で芝を傷めるリスクがある

サブバッグの中には、底が2本脚で立てられるタイプもあります。
グリーン上で直接立てると、芝を傷めてしまうことがあるため、現在はグリーンへの持ち込みを禁止しているゴルフ場も増えています。

グリーン周りで使う場合は、ラフやカート道に置くように気をつけるなど、芝への配慮が必要です。
ゴルフは“紳士淑女のスポーツ”。小さなマナーがプレー全体の印象を大きく左右します🌿

サブバッグでスロープレーになっていませんか?

「必要なクラブをすぐ使えるから効率的」と思ってサブバッグを使う方も多いですが、実際は逆効果になっているケースもあります。
ウェッジを数本だけ入れるつもりが、気づけばハーフセット並みに!…なんて方も。

クラブの出し入れや持ち替えに時間がかかり、結果的にスロープレーになってしまうことも。
上手く使えないと、むしろテンポを崩す原因になることがあります。

上手い人ほど、クラブは“シンプルに”使う

私がキャディとして働いていた頃、上級者ほどサブバッグを使わない傾向がありました。
必要なクラブを数本抱えて移動し、サッと打って、次のプレーへ。
それだけで十分スマートです✨

実際、上手な人ほど「手持ちのクラブで対応できる」と考えています。
わざわざ取りに戻るより、今あるものでベストを尽くす
その判断力こそが、プレー全体を洗練させてくれるんです。

キャディ付きプレーではサブバッグ不要です!

キャディ付きのラウンドでサブバッグを持ってこられる方もいますが、正直なところ…不要です!
キャディがクラブ管理をするので、サブバッグはほとんど出番がありません。

「キャディさんがいるなら必要なかった」とおっしゃる方がほとんど。
それでも使いたい場合は、ご自身で持ち運ぶ覚悟をお持ちくださいね😌

(※対応方針はゴルフ場によって異なりますので、事前に確認を)

まとめ|スマートなプレーは“気づかい”から生まれる

サブバッグは便利そうに見えて、実は多くのデメリットを抱えています。
倒れやすく、芝を傷つけやすく、そしてプレーのテンポを乱すこともある。

もちろん、使用すること自体を否定するわけではありません。
ただ、周囲への配慮やスマートな立ち振る舞いを大切にできる人ほど、上達も早いように感じます。

「上手な人ほど持たない」
その理由には、技術だけでなく“ゴルフを愛する姿勢”が隠れています。

あなたも次のラウンドでは、ぜひ“サブバッグなし”でプレーしてみてください。
クラブをシンプルに使いこなす楽しさと、スマートな自分をきっと感じられるはずです⛳✨


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